レンダーツリーとは?DOM・CSSOMとの違いからブラウザ描画の仕組みまで徹底解説
ウェブページを開いたとき、私たちの目には数秒、あるいは一瞬のうちに文章、画像、ボタン、メニュー、背景などが表示されます。しかし、ブラウザはサーバーから受け取ったHTMLをそのまま画面へ貼り付けているわけではありません。実際には、HTMLを解析してページの文書構造を作り、CSSを解析して各要素へどのような見た目を適用するかを判断し、さらに「どの要素を本当に画面へ表示する必要があるのか」を整理したうえで、位置や大きさを計算し、文字や画像を描画しています。利用者からは一瞬に見える処理の裏側で、ブラウザは複数の段階を非常に高速に実行しているのです。
その一連の処理の中で重要な役割を持つのが、レンダーツリーです。レンダーツリーは、HTMLから作られる文書構造とCSSから作られるスタイル情報を組み合わせ、実際に画面へ描画すべき要素を整理するための構造です。つまり、HTMLやCSSという「ソースコードの世界」と、利用者が実際に見る「画面の世界」をつなぐ重要な中間地点と考えることができます。
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