継続的テストとは?利点・注意点とA/Bテストとの違いを整理
ソフトウェア開発では、変更の頻度が上がるほど「品質を後からまとめて確認する」やり方が限界を迎えやすくなります。実装が進んでから不具合が集中すると、原因の切り分けが難しくなり、修正範囲も広がり、結果としてリリース遅延や手戻りコストの増大につながります。品質が“結果として評価されるもの”になっている限り、スピードと安定性の両立は難しくなります。
継続的テスト(Continuous Testing)は、テストを最終工程に押し込むのではなく、開発の流れの中に組み込み、変更のたびに検証とフィードバックを回すためのアプローチです。単体・統合・回帰などを自動化中心で回し、CI/CDと連携して「壊れていないか」を常に確認できる状態を作ります。これにより、バグの早期検知だけでなく、仕様の誤解や設計上の欠陥にも早く気づきやすくなります。
継続的テストは「テストを増やすこと」ではなく、「品質リスクを早く見える化し、判断を遅らせない仕組み」を整えることに本質があります。実務で価値を出すためには、利点だけでなく、実行時間・保守負荷・フレーク対策・自動化の限界などの注意点も押さえたうえで、適用領域に優先順位を付けて運用する視点が重要になります。
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