ECの数字は、正しく集計されていても誤判断を生みやすい性質があります。
ECの現場で「施策が感覚論に戻る」瞬間は、担当者が雑だから起きるわけではなく、むしろ全員が真面目で、数字も見ていて、改善案も豊富であるほど起きやすいです。
伸び悩みが続くECの現場では、改善案が「多すぎる」こと自体が、意思決定の速度を落とす原因になりやすいです。
ECレポートが週次や月次で共有され、売上やCVRの増減もそれなりに把握できているのに、会議の結論が「次回もう少し見てから」へ流れてしまう場面があります。
ECの「使いやすさ」を改善したのに、CVRや売上が横ばいのまま残る場面はよくあります。
ECの売上が伸び悩むと、広告の追加やSNS投稿の増量、サイト改修の細かな改善など、比較的すぐ手元で動かせる施策が少しずつ増えやすくなります。