【お客様インタビュー】野村総合研究所 (NRI)・浅辺 公彦様
2015年以来、NRI福岡開発センターはベトナムの複数企業と協業し、数多くのシステム開発を成功させてきました。プロジェクトの拡大に伴い、「上流工程を任せられるパートナー」の必要性が高まる中で、SY Partners(以下、SYP)との出会いがありました。
トライアル案件を通じて上流工程を任せられる実力を確認いただいたことで、その後も継続的にプロジェクトをお任せいただいています。
今回のインタビューでは、SYPとの最初の出会いから信頼構築のプロセス、そして今後の展望についてお話を伺いました。

野村総合研究所 (NRI)・浅辺 公彦様
統括部長 デジタルトラスト基盤事業本部
Q
【SYP】御社が弊社にご依頼いただいたきっかけを教えていただけますか?
A
【NRI・浅辺 公彦様】NRI福岡開発センターは2015年よりベトナム各社と協業を開始し、現在は6社に対して様々なシステム開発案件を発注しています。2015年当時、私たちが感じた 「ベトナム各社の強み」は、先進的かつ高い技術力を保有していること、それらの技術を活用できる開発力の高さでした。その為、上流工程についてはNRI福岡が担当し、ベトナム各社には開発工程を担当いただくことで、多くのプロジェクトで成功を収めてきました。
しかし昨今は、順調に拡大する協業規模に対し、NRI福岡側のリソース不足が顕著となり、上流工程もべトナム各社に担当いただきたいというニーズが生まれてきました。そんな矢先にSYPとの出会いがありました。SYPのNgoc社長は上流工程の経験と知見が深く、それを強みにSYPを運営しているとお聞きし、とても強い興味を持ったの覚えています。早速、上流工程をどの程度お任せできるのか実力を確認したいという思いで、トライアル的に比較的小さな案件を上流工程より発注させていただきました。
しかし昨今は、順調に拡大する協業規模に対し、NRI福岡側のリソース不足が顕著となり、上流工程もべトナム各社に担当いただきたいというニーズが生まれてきました。そんな矢先にSYPとの出会いがありました。SYPのNgoc社長は上流工程の経験と知見が深く、それを強みにSYPを運営しているとお聞きし、とても強い興味を持ったの覚えています。早速、上流工程をどの程度お任せできるのか実力を確認したいという思いで、トライアル的に比較的小さな案件を上流工程より発注させていただきました。
Q
【SYP】最初の段階で何かご不安などはありましたか?
A
【NRI・浅辺 公彦様】上流工程を推進するには、的確な設計が行える技術力だけではなく、 正確な日本語表現や語彙力が必要となります。トライアル実施のタイミングでは、SYPが果たして日本語による高品質な上流工程の成果物を作成できるのか、やはり不安がありました。
Q
【SYP】その不安は払拭されたのでしょうか?
A
【NRI・浅辺 公彦様】はい、完全に払拭されました。トライアルの結果、いくつかの課題はあったものの、十分上流工程をお任せできるとの確信を得ることができました。高い設計力に加え、最新のフロント技術を活用できる技術力と開発力、それらを日本語の成果物に落とし込める日本語力をお持ちだと判断いたしました。また、SYPには上流工程をリードできる社員が一定数以上いることも確認ができました。
Q
【SYP】弊社とのプロジェクトを通じて、特に良かったと感じる点は何ですか?
A
【NRI・浅辺 公彦様】SYPに上流工程をお任せできることで、NRI福岡の社員はより事業成長に向けた活動へシフトできています。また、SYPは品質に対する意識が非常に高く、品質担保プロセスを確立されています。その結果、安心してシステム開発全体をお任せすることができるようになりました。
Q
【SYP】今後の期待・展望についてお教えください。
A
【NRI・浅辺 公彦様】上流工程を担当できるエンジニアの育成には時間がかかります。特にベトナムエンジニアの場合、設計力や技術力に加え、日本語力の向上も必須となり、難易度は高いと考えています。SYPにはそれを可能にする育成スキームやプロセスがあると実感しています。また先に述べた通り、プロジェクトを安定的に推進し、品質をどのように担保するかの方法論もお持ちです。これまでお任せしたプロジェクトでも着実な成果を上げていただいており、今となっては無くてはならないパートナーです。今後はSYPの高度人材とプロセス・スキームを今以上に活用し、よりスピード感のある成長を共に目指していきたいと考えています。