RBACとABACの違いとは?代表的なアクセス制御モデルを徹底比較
企業システム、SaaS、クラウドサービス、業務アプリケーション、API基盤では、利用者ごとにアクセス可能な機能やデータを適切に制御する仕組みが必要です。すべてのユーザーが同じ操作を実行できる設計にしてしまうと、一般ユーザーが管理者機能を利用できたり、他部署や他社テナントのデータへアクセスできたりする危険があります。そのため、システム開発では「誰が」「どのリソースに」「どの操作を実行できるか」を判断する認可設計が非常に重要になります。
このアクセス制御を実現する代表的なモデルが、RBAC(Role-Based Access Control:ロールベースアクセス制御)とABAC(Attribute-Based Access Control:属性ベースアクセス制御)です。RBACは、ユーザーに直接権限を付与するのではなく、ロールに権限をまとめ、そのロールをユーザーへ割り当てる方式です。一方、ABACは、ユーザー、リソース、環境、操作内容などの属性を評価し、条件に応じてアクセス可否を判断する方式です。
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