コホート分析とは?ユーザー行動を時系列で捉える分析手法と実務活用を詳しく解説
プロダクトやサービスを運営していると、日々の業務で売上、登録者数、アクティブユーザー数、CVR(コンバージョン率)などの全体指標を確認する機会が多くなります。これらの指標は、事業の現状を素早く把握するうえで不可欠であり、短期的なトラブルや大きな変化を見逃さないためにも重要です。しかし、全体指標だけでは「なぜその数字になっているのか」「どのユーザー群がその変化を牽引しているのか」といった内側の構造までは見えてきません。たとえば、月間アクティブユーザー数(MAU)が増加しているように見えても、その多くが一度きりで離脱する新規ユーザーであり、長期的な定着にはつながっていない可能性があります。また、全体売上が横ばいでも、最近獲得したユーザー群の将来LTV(ライフタイムバリュー)が改善している場合、短期数字だけではその成長の兆しを読み取れません。つまり、全体平均だけを追いかけていると、表面的な増減に惑わされ、ユーザー行動の本質的な変化や課題を見落とすリスクがあるのです。
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