レート制限とは?API・Webサービスを守るアクセス制御の基本
レート制限とは、一定時間内に許可するアクセス数やリクエスト数を制御する仕組みです。WebサービスやAPIでは、ユーザー、アプリケーション、Bot、外部システムなど、さまざまな利用者がサーバーへリクエストを送ります。通常の利用であれば問題ありませんが、短時間に大量のアクセスが集中すると、サーバー負荷が高まり、レスポンス遅延、エラー増加、サービス停止、コスト増加につながる可能性があります。レート制限は、こうした過剰なアクセスを抑え、サービスを安定して提供するための重要なアクセス制御です。
レート制限がWebサービスで重要になった背景には、API中心のシステム構成が広がったことがあります。現在のWebアプリ、モバイルアプリ、SaaS、AIサービス、外部サービス連携では、多くの機能がAPIを通じて提供されています。ログイン、検索、決済、データ取得、ファイルアップロード、AI推論などの処理は、APIリクエストとしてサーバーに送信されます。APIは便利で柔軟な入口である一方、攻撃者やBotにとっても自動的に大量アクセスしやすい対象になるため、アクセス回数を適切に制御する仕組みが必要になります。
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