機械学習における混同行列をどう理解するか?見方・指標・活用方法を整理
機械学習で分類モデルを扱うとき、多くの人が最初に気にするのは正解率です。どれだけ当たったのか、何パーセント正しかったのかは、たしかに直感的で分かりやすい指標です。しかし、実務でモデルを評価するとき、正解率だけを見ていると重要な問題を見落としやすくなります。特に、陽性と陰性の件数が大きく偏っている問題や、誤判定のコストが一様でない問題では、正解率が高くても実際には使いにくいモデルになっていることが少なくありません。
そこで重要になるのが、混同行列です。混同行列は、モデルがどのように正しく分類し、どのように間違えたのかを、単なる一つの数値ではなく、構造として見せてくれる表です。言い換えると、混同行列は「何件当たったか」だけではなく、「何を何と取り違えたのか」を見せてくれます。この違いは、機械学習の評価をかなり深くします。なぜなら、モデル改善の方向性は、単に精度が低いかどうかではなく、どの種類の誤りがどれだけ起きているかによって変わるからです。
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